沢則行プロフィール

[2006.06.17] [沢則行プロフィール]

沢 則行

小樽市出身。
北海道教育大学特別教科(美術・工芸)教員養成課程卒。
1991年に渡仏。92年に文化庁在外研修生で、チェコへ。
以後、世界20ヶ国以上で公演。
また、チェコ国立芸術アカデミー演劇・人形劇学部、
米国スタンフォード大学演劇学科、ロンドン人形劇学校など、
多くの教育の現場で講座、ワークショップを指導する。
国際人形劇連盟(UNIMA)会員。

1999年、「森」と小作品集に対してヨーロッパ文化賞
「フランツ・カフカ・メダル」授与。

2000年、チェコ共和国ハヴェル大統領府主催、
夏のシェイクスピア演劇祭に選抜され、プラハ城の中庭で
「マクベス」他、2時間半の一人芝居を上演、大成功をおさめる。

2001年、国際交流基金と劇団ドラック共同制作による
「モル・ナ・ティ・ヴァシェ・ロディ!-ロミオとジュリエット-」を企画制作。
作品はハンガリー国際人形劇祭グランプリ、
イギリス・バース国際シェイクスピア演劇祭正式招待上演など。

2002年、チェコ児童劇団「ティ・ヤァ・トゥル」の演出・美術で、
プラハ児童演劇祭優勝。

2003年、ヴァイオリニスト中西俊博とのコラボレーションで
「コウスキィ(小作品集)」を青山円形劇場にて上演、満員御礼。
同年、チェコ・オストラヴァ国際人形劇祭にて、
一人芝居「ポハートキィ(童話集)」が、子どものための作品・最優秀賞受賞。

2004年、米国スタンフォード大学に招かれ、
「リア王と娘たち」上演およびワークショップ指導。
同年、「コウスキィ(小作品集)㈼」を青山円形劇場にて上演、
満員御礼。以降、毎年度継続公演中。
また、ニューヨークで開催されたシアター・ラママとジムヘンソン財団ら
による国際人形劇フェスティヴァルに招かれ上演、大好評を博す。

2005年、英国バクストン市コミュニティ・スクールにて
人形演劇ワークショップ指導、同市オペラハウスにて「リア王」上演。
同年、チェコオストラヴァ人形劇場にて脚本・演出・美術担当の作品
「垣根の裏のオオカミと四つの昔話」が、
ポーランド・カトヴィツェ国際人形劇祭にて最優秀デザイン賞受賞。

2006年、イタリア、スペイン、フィンランド、英国、韓国、台湾など
一人芝居の世界ツアーを展開。
NHKテレビ「ようこそ先輩・課外授業」に出演。

2007年、世界ツアーを継続するかたわら、
プラハで四年に一度開催されるPQ(国際舞台美術博覧会)にて、
世界各国の学生たちを対象に人形づくりのワークショップを指導。
また、英国バクストンの若いアーティストたち30人と、
札幌市立劇場やまびこ座のこどもたちとの国際交流共同制作を
プロデュース。
札幌市立人形劇場こぐま座プロジェクト「竹取物語」で脚本・演出・美術担当。

2008年、UNIMA(国際人形劇連盟)オーストラリア大会に招請され、
専門家対象の人形づくり「マスタークラス」を指導。
チェコ国立シレジア博物館、プラハ日本大使館広報文化センターにて
人形展開催。
一人芝居「ポハートキィ(童話集)」がポーランド・カトヴィツェ人形劇祭にて
最優秀演技賞受賞。