札幌の公立人形劇場こぐま座の新作

[2007.10.15] [作品紹介]

These are puppets that I currently making in the
municipal puppet theatre in Sapporo, Japan,
"Taketori Story".

札幌の公立人形劇場こぐま座の新作、
「竹取物語」の人形たち。

さわ
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バレシュの仮面 「夏の夜の赤」

[2007.03.15] [作品紹介]

kousky Ⅳ 公演でのバレシュの仮面の写真
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(photo:梶原祥造 STARKA )

青山円形劇場での新作上演のために、イジー・バレシュ氏
(沢さんの友人でもありチェコの劇団ドラックの工房主任)に
制作を頼んだ仮面

シェイクスピアの有名な喜劇「夏の夜の夢」の
ごくごくごく一部を沢さんと中西さんとで
オブジェクトシアターに仕立て、即興で演じました。

毎回公演ごとにお客さんの反応が違うこともおもしろかったです。

赤が登場したときから笑いが起きていた回があれば、
ジーーッと右脳をつかってる音が聞こえそうな回とか、、

バレシュの仮面。
舞台の上で照明があたった瞬間、
生きてる?と思うくらいにものすごい存在感で、
美しく、力強く、惹きつけられました。

オブジェクトシアターってこういうことなのねと、、
あらためて感じた作品となりました。

なかね


沢仮面スケッチ
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バレシュに彫りを頼んだ仮面スケッチ

[2007.01.18] [作品紹介]

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劇団ドラックのバレシュに彫りを頼んだ仮面は、
シェイクスピアの喜劇「夏の夜の夢」から、
インスピレイションを得てデザインしました。
これは、その稽古のためのスケッチ。

もちろん、このままの作品ができるわけではなくて、
自分のイメージをサポートするための覚え書き、みたいな
ものなので、作りながら、操作しながら、形も仕組みも
変わっていきます。作品全部、まるごとボツ、ということも、
たまに、あります。
それが、モノづくりの面白くて、辛いところ。

さわ

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MACBETH−マクベス

[2006.07.10] [作品紹介]

仮面と人形を使う一人の演者による無言劇
−シェイクスピアの原作より−
(マクベス約40分+小品集約20分、大人向け)

【あらすじ】
今から400年前、シェイクスピアは暗い野望にとりつかれたある武将
の運命を書いた。
その男は魔女の予言と妻の誘惑にみちびかれ、老いた王を暗殺し、
いったんは首尾よく王座を手に入れる。
だが、血塗られたみずからの両手に恐怖し、陰謀を悟った僚友をも
殺害し、王位にしがみつきながら、やがてその謀略と圧政のむくいが
彼自身を滅ぼし始める。

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男の妻もまた重い罪の意識にさいなまれ、夜ごと幽鬼のように城内を
さまよい歩きながら、深い狂気へとすべり落ちてゆく。

物語の終盤、多くの家臣も兵も彼のもとから復讐者たちの軍勢に走り、
たったひとり残った彼は、しかし手負いの獅子のごとくに立って、
最後の合戦へ敵の群れへと向かい、立ち並ぶ刃の前に散ってゆく−
その男の名がマクベス。

この作品は無言の一人芝居として1992年に日チェコ共同で制作され、
チェコ、スロバキア、ドイツ、フランス、イタリア、ギリシャ、ハンガリー、
フィンランド、ロシア、日本、ニュージーランド他、世界各国で上演、
絶賛を博してきた。

シェイクスピアが著した膨大なセリフ群と巨大な戯曲構造は、舞台上の
仮面、人形、色彩、音響、そしてシンプルなマテリアルとムーヴメントに
昇華され、立ち現れる。

あなたが見たことのない新しいシェイクスピアをご覧いただきたい。


「驚くべき美しさの、チェコと日本の人形によるコンビネーション、
まさに天国で作られた作品。それは不気味なほどに美しく、愉快で、
異常な演技力を見せつける!」
ニュージーランド・ドミニオン紙(1999年)

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リア王

[2006.07.01] [作品紹介]

「リア王」
-人形と仮面を使う一人の演者による無言劇-
 
原作 ウィリアム・シェイクスピア
翻案・演出・美術・出演 沢則行

本当の愛が見えず、娘たちに裏切られ、気づいたときには
狂気と死が待っていた孤独の王、リア。
シェイクスピア悲劇最高峰、ノリサワ凝縮ヴァージョン!


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「リア王」上演歴

・プラハ国際舞台美術エキスポ2003初演
・ヨーロッパ地域国際演劇祭2003(チェコ、フラデツ・クラーロヴェー市)
・シェイクスピア・イン・アジア国際演劇祭2004
 米国スタンフォード大学に招かれ、
 「リア王と娘たち」上演およびワークショップ指導。
・東京青山円形劇場2004(音楽 中西俊博)
・プラハ、ノリサワ・シェイクスピア・ナイツ2005
・英国バクストン国際人形劇フェスティヴァル2005
 英国バクストン市コミュニティ・スクールにて
 人形演劇ワークショップ指導、同市オペラハウスにて「リア王」上演。

※リア王の上演時間約30分
 日本での公演はそのほか短編集と組あわせて上演してます。

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NOVE KOUSKY(ノヴェー・コウスキィ)

[2006.06.26] [作品紹介]

上演時間約1時間、家族向け

おなじみの「あかずきん」「さんびきのこぶた」「うさぎとかめ」、
それにオリジナルストーリィの「そら」「さかな」「たね」などなど。
夜の森でピカピカ光るちいさな宝石みたい‥ノリサワが世界中を
旅して集めてきた、みんなのためのお話です。

作・演出・美術・音楽監督おまけに出演:
さわのりゆき

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最近の劇評より:

「日本とチェコの様式が融合した彼の世界は、
不思議な生き物を創り出す。それはゆっくりと翼を広げ、
やがて高く舞い上がる」
「ノリユキのやさしさは観客を小さなコミュニティのメンバーに
してしまう。彼はわたしたちの村のもっともお気に入りの
エンタテイナーというわけだ」
ニューヨークシアター・ドット・コム(2004年)

「ノリの人形は、魂を持っているかのようだ。
あなたが旅するその世界は、暗闇で輝く、数知れぬ宝石の
ような色彩の世界」
チェコ・リフレックス誌(1999年)

「驚くべき美しさのチェコと日本の人形によるコンビネーション、
まさに天国で創られた作品。それは不気味なほどに美しく、
愉快で、異常な演技力を見せつける!」
ニュージーランド・ドミニオン紙(1999年)

***
アンケートより:

「赤ずきんはすごい!OHPと切り絵とかげ絵と、
ダイナミックなとびだす舞台!」(41才女性)

「赤ずきんの発想におどろき。
自分の中の先入観がガラガラとくずれ、目の前がパッ!!と
明るくなった気がしました」

「あかずきんちゃんがとってもおもしろかった。
おばあちゃんやあかずきんちゃんの形やふうけいが
おもしろかったです」(11才女性)

「おおかみのお腹の中、昔から気になっていました。
今日、突然拝見できて”うれしい”ショックを受けました」
(28才女性)

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